プリペイド携帯について

こんにちは。

今日ははじめにまとめておきたいことを書いておきます。

端末のレビューはそのあとでお願いします()


ということで、今日はプリペイドケータイについて書いてみます。



プリペイドは先払いという意味で、予め料金を支払ってからサービスを利用する形態のことです。

反意語はポストペイドで、使った分を後から請求するタイプです。

現在の日本では後者のポストペイド方式が多く取られています。

プリペイドの利点は、先払いのため安心して使える、月額基本料という概念がないというところがあります。

欠点としてはいちいちチャージをしなくてはならなかったり、通話なりの単価が高い、などがあげられます。

ポストペイドの未払い等で契約を拒否された人でも、プリペイドの場合未払いの可能性が無いためプリペイドは契約出来たりもします。[要出典]



それではまず、現在プリペイドという形でケータイが販売がされているキャリアはSoftBankauの2社です。

docomoは5年だかそこら前までやってたみたいですが今は新規受付していないようです。(そろそろサービス停止

プリペイドサービスの名前は、

auCDMAぷりペイド
SoftBankプリモバイル

となっています。

とりあえず名称に公式サイトをリンクしておきました。(以下、CDMAぷりペイドぷりペイド プリモバイル→プリモバ と表記いたします。


次に販売されている機種。

ぷりペイド→PT002
プリモバ→740SC,840SC,821SC,730SC,X02T(WindowsMobile機),X04HT(WindowsMobile機)

特徴としては、auは1機種のみですがSoftBankは6機種もそろえております。

しかもプリモバイルはWindowsMobile機ながらもスマートフォンプリペイド携帯として販売されています。




次にプリペイドカードについて。

普通はプリペイド携帯を用意したらこのカードを購入し、チャージをしてからでないと使えません。

このプリペイドカードにも種類があるのでみてみましょう。


ぷりペイドは4種類のカードがあり、

・1000円のカードが3枚入った「三びきの子ぶた」カード(要するに3000円
ぷりペイドカード 3,000(ぷりペイド契約時のセット商品、3300円としてチャージされる)
ぷりペイドカード 5,000(5500円としてチャージされる)
ぷりペイドカード 10,000

基本的にこの額面分使えると思っておいても問題ありません。(ユニバーサルサービス料で-5円はされて5円安い額になりますが)

そしてこのカード類の有効期間もないため、サービスが有効なうちはいつ買っていつ使っても問題ありません。


それでは次にプリモバです。プリモバはauより2種類少なく2種類のカードがあります。

・5000円カード
・3000円カード

プリモバは持ったことないのでわかりませんが恐らくauと同じくユニバーサルサービス料として5円が引かれると思います。

そしてカードに有効期間も設けられているため、購入後、有効期限を過ぎるとプリペイドカードに記載されている番号は使用出来なくなるため、注意しましょう。




チャージの仕方などはぷりペイド、プリモバ共に1400にコールしてガイダンスに従って登録すればいいと思います。




それでは次にいきます。

有効期限についてです。

プリペイドカードの登録期間とはまた違います。

プリペイド携帯は契約すると電話番号がもらえます。まぁ携帯電話なので当たり前ですね。

この電話番号にも有効期限があります。そりゃ2年とか放ったらかしておいたら使えなくなります。

ぷりペイド・プリモバ共に「利用可能期間」と「番号有効期間」が設定されています。(名称は各社異なる



「利用可能期間」は、「その番号で着発信が出来る期間」です。

チャージした額面分発信ができ、着信ができます。


「番号有効期間」は、「その番号が有効な期間」です。



流れとしては、利用可能期間が経過すると、番号有効期間になります。

基本的にこの番号有効期間が終わると自動的に解約となり、その番号は無効となってしまいます。


ぷりペイド・プリモバ共に、この番号有効期間中にチャージをすると、また利用可能期間になります。

もう少し詳しく書いていきましょう。




まず、ぷりペイドから。

ぷりペイドの場合、「利用可能期間」は「通話可能期間」、「番号有効期間」は「再登録可能期間」になります。

ぷりペイドを契約したとすると、契約日または通話可能期間終了日から90日間、再登録可能期間があります。

ぷりペイドの場合この90日間でチャージしないと、自動解約になります。

要するに、契約日または通話可能期間終了日から90日以内にチャージすればいいわけです。


それでは、チャージ後の通話可能期間についてです。

これはチャージするカードの種類によって期限が違うので、注意してください。

・1000*3枚カード→カード登録から30日間
・3000円カード→カード登録から60日間
・5000円カード→カード登録から90日間
・10000円カード→カード登録から365日間



例えば平成24年1月1日にぷりペイド契約後すぐ3000円カードを購入、チャージしたとしましょう。

この場合、通話可能期間は1月1日から60日間なので同年2月29日までは利用可能です。つまり額面分発信でき、受信もできます。ですが、この日を過ぎると利用ができなくなります。

ぷりペイドは電話の着発信、Cメールの送受信ができますがこの通話可能期間が過ぎるとなにもできなくなります。チャージしかできません。


同年3月1日からは再登録可能期間が90日間始まります。再登録可能期間は同年5月29日まで。

契約と同時にチャージした場合、60日間+90日間で150日間、番号が維持できます。

この再登録可能期間内にチャージした場合、その日からチャージしたカードの通話可能期間が始まります。

ちなみに、通話可能期間がまだ残っている状態で、チャージも可能です。

その場合、まだ残っている通話可能期間+チャージしたカードの通話可能期間となります。

例えば15日余っている状態で3000円カードを使用すると通話可能期間は75日になります。

このように通話可能期間を伸ばすことも可能ですが、上限があり365日間です。

つまり、3000円カード(利用可能60日間)を7回分チャージしても、利用期間は420日間にならずに、365日間になります。





次にプリモバです。

プリモバは「利用可能期間」は「利用可能期間」、「番号有効期間」は「電話番号有効期間」になります

プリモバはauとはちょっと違いまして、契約日または利用可能期間終了日からの電話番号有効期間が360日です。

ついでに契約してからチャージせずに360日経つと自動解約になるわけですね。

auは90日間なので270日間も長いですね…。

契約日または利用可能期間終了日から360日以内にチャージすれば着発信ができるようになります。

プリモバには2種類のカードがありましたがどちらも有効期間は同じく60日間です。
・3000円カード→60日間
・5000円カード→60日間

例えば平成24年1月1日にプリモバ契約後すぐ3000円カードを購入、チャージしたとしましょう。

この日から60日間は利用可能期間となりまして、同年2月29日までは着発信ができます。

そして60日後の同年3月1日から360日間、電話番号有効期間となります。

例でいくと翌年2月23日までです。

契約と同時にチャージした場合、60日間+360日間で420日間、番号が維持できます。

ちなみにプリモバはぷりペイドとは違い、利用可能期間が過ぎてからの電話番号有効期間内でも、SMS・音声通話の着信は可能です。

つまり、420日間、SMS・音声通話の着信はできるということです。

ちなみにちなみますが、プリモバは残高の金額によってはEメールも出来るようになります。

…が、そのへんはめんどくさいので省きます。

ついでに。プリモバも残高が残っている時点でチャージするとぷりペイドと同じく上乗せされていきます。

ただ、上限はぷりペイドとり5日短い360日が上限なのでご注意を。





次は、プリペイドの契約の仕方です。

ぷりペイド・プリモバ共にプリペイド携帯を購入すること、または端末の持ち込みで契約ができます。



今現在ぷりペイドでの契約時にかかる料金は、

1.ぷりペイド携帯を購入して、新規契約する場合
→端末購入費のみ(事務手数料は無料。)

2.端末持ち込み新規契約の場合(auICカード対応機種の場合)
→無料

3.端末持ち込み新規契約の場合(auICカード未対応機種の場合)
→4200円(税込)

です。自分の機種がauICカードに対応しているかどうかはこちらでご確認ください。

今のリンク中に自分の所持している端末があれば持ち込み新規時にお金はかかりません。

ですが、なかった場合はお金がかかります。オークションなどで白ロムを落札する際もこの辺に気をつけて下さい。

そして、持ち込みする端末も、使ってない端末を使用することが無難です。

auの端末のほとんどにはレベル2ロックがかかっており、元とは違うSIMを挿しても使用ができません。

持ち込み新規契約をするとプリペイドのSIMで処理されてしまうため、元のSIMをさしても使えないパターンが濃厚です。

この状態で元のSIMを使いたい場合、ロッククリアという手続きが必要でコレには2100円がかかります。

なのでもし持ち込みで契約する場合は、全く使用しない端末を持ち込みましょう。


次に、平成24年3月24日から、ぷりペイドでの契約時にかかる料金について記述します。

平成24年3月24日から色々改訂され、かかる料金も変わりました。ソース(PDF注意)

1.ぷりペイド携帯を購入して、新規契約する場合
→端末購入費、事務手数料4200円(税込)、3000円カードのチャージ必須のためチャージ費用。

2.端末持ち込み新規契約の場合(auICカード対応機種の場合)
→事務手数料4200円(税込)、3000円のチャージ必須のためチャージ費用。

3.端末持ち込み新規契約の場合(auICカード未対応機種の場合)
→事務手数料4200円(税込)、3000円のチャージ必須のためチャージ費用。

というわけで、3月24日からは持ち込み新規契約の場合でも4200円+3000円チャージがかかるようになるため最低でも契約時に7200円が必要になりました。

ですが、持ち込み新規契約の場合どんな端末でも事務手数料がかかるようになったためにどの機種が無料で云々…のような面倒なことにはならなそうですね。

恐らくオークションで白ロムの機種指定もせず適当に落札しても契約時は特に差はないと思います。



契約時に必要なものは、上記の金額と、顔写真付きのご本人様確認書類です。

なので恐らく免許証あたりが一番てっとり早いと思います。

未成年の方も、顔写真付きの本人確認書類がないと契約は出来ません。

ただ、「健康保険証と学生証(有効期限内で氏名・生年月日・顔写真付き)」を提示した場合、契約が可能になります。

結局顔写真付きの本人確認書類でないといけない、ということです。







プリモバの契約について記述していきます。

今現在、プリモバ契約時にかかる料金は、

1.プリモバイル標準セットを購入して、新規契約する場合
→端末購入費、初期チャージ費用(事務手数料は無料)。

2.端末持ち込み新規契約の場合
→初期チャージ費用。

持ち込みして契約の出来る端末はここをみて、機種名が書かれている、または該当している端末になると思います。

SoftBankはよくわかりませんω・`

どうやらSIMだけの契約が出来たり出来なかったりした結果、端末を持ち込んでの契約が出来るようになったらしいです。

もしお得にプリモバイル契約をしたい、というのなら持ち込みできる端末を調べた上で、その端末を持ち込めばおよそ3000円で契約が可能です。

この初期チャージ費用もよくわかんないです。チャージせずにくれるなら楽天とかでやすく済ませてもいいと思います。

プリモバの説明がやけにアバウトになりましたが、よくわかんないからです。


契約時に必要なものは、
ご本人様確認書類、上記の料金です。

本人確認書類の種類に関してはリンク先を参照してください。

未成年者の場合は、

上記のご本人様確認書類、SoftBank指定の親権者同意書、親権者の本人確認書類です。

本人確認書類については上のリンクと大体同じです。





それではここから、このプリペイド携帯を使用したMNPについて書いていきます。(これが書きたかった

壮大な前フリはありましたが個人的な備忘録なのでまぁよしとしましょう。

基本的にこれまで書いた「ぷりペイド・プリモバ」から(へ)、MNP利用での転入・転出は可能です。

ちなみに、この記事で「即解約などによってのブラックリスト入り」などについては記述いたしません(情報がかなり不安定のため)。





それではまずプリモバ契約から転出まで、いくらかかるか、計算しましょう。
(オークション等は使用せず、プリモバイル標準セットで契約した場合)

1.プリモバイルを契約する(3000円+機種代金)
2.MNP予約番号を取得する(手数料2100円)
3.転出先で新規契約する(事務手数料3150円)

となります。

これらを足すと、
3000+X+2100+3150=8250+X(Xは端末購入費)
で、無料で端末を手に入れたとしても、8250円が転出完了までにかかります。

持ち込み新規契約の場合はX=0となりますが、オークションなどで買う際の金額を当てはめてください。

転出先でのプランを考えるとCBがないと厳しいかもしれません。

そして重要なことを書いておきます。

SoftBank平成24年3月5日、プリモバイルの提供条件改定を行いました。
この改定内容を要約すると、

・4月4日からプリモバの提供条件を改定するよ
・4月4日契約分からプリモバを1年以内に解約(MNPによる転出も含む)した場合、契約解除料(9,975円)が必要になるよ
・利用有効期間(60日間)からの電話番号有効期間(360日間)が過ぎたりした場合や、カードの登録がない場合などの自動解約では契約解除料は必要ないよ

といった感じです。

これは4月4日契約分からの適用なので、4月3日までに契約を済ませてしまえば、転出時に契約解除料を払う必要はありません。

もっとも、「契約時にプリモバイルの在庫があり、契約ができれば」ですが…。

この改訂はSoftBankの中の人も言っていますが、プリモバを踏み台にしてMNP転出する人たちを狙い撃ちした形になります。

要するに、プリモバ踏み台にしたりして1年以内にMNPするなら契約解除料として9975円払ってもらうよ、ってことです。

なんのためのプリペイドだよと感じますが、転出されたほうもたまったものではないでしょうし、昨今のMNP祭りを見ると当然の結果なのでしょう…。


という訳で、4月4日以降にプリモバイルを契約し、1年以内にMNPで転出し、新規契約するまでにかかるお金は以下です。

1.プリモバイルを契約する(3000円+機種代金)
2.MNP予約番号を取得する(手数料2100円)
3.転出先で新規契約する(事務手数料3150円)
4.契約解除料を支払う(9,975円)

となります。これらを計算すると、

3000+X+2100+3150+9975=18225+X(Xは端末購入費)

です。一気に値段が跳ね上がりましたね。端末を無料で手に入れても18225円かかります。

先ほどの金額より契約解除料分高くなってるので仕方がない…。

プリモバイルを踏み台にしSoftbankからauに乗り換える人が多いのですが(auはCBを盛ってるため)、ここ最近、プリモバイルからの転出だとCBできないパターンが多くなってきていて、恐らくMNP祭りも潮時でしょう。

中には「auが違約金の1万円分CB上乗せすればいいんじゃね?」とか書いてる人も居ますが、この契約解除料ができたせいでSoftBankで契約できなくなる、というパターンが増えてきそうです。(その辺よくわからないので憶測ですが




それでは次にぷりペイドを入手から転出・新規契約までにかかるお金を計算してみましょう。(平成24年3月23日まで、チャージは契約時に3000円カードを購入)


プリペイド携帯を購入するパターン。
1.ぷりペイドを契約する(機種代金+3000円)
2.MNP予約番号を取得する(手数料2100円)
3.転出先で新規契約する(事務手数料3150円)
となり、計算すると、
3000+X+2100+3150=8250+X(Xは端末購入費)
です。

このへんは大体プリモバイルと同じになります。

持ち込みの場合も同じように計算されます。

上の方に書きましたが、auICカード未対応端末で持ち込み新規契約をしようとすると、今の計算に4200円がプラスされ、12450円からになります。

※ちなみにここではチャージを3000円にしていますが、金券ショップや通販サイトなどで1000円カードのばら売りをしていたりするので約1000円から用意することができます。(auショップなどでばら売りはしておりません。要するに-2000円すればいいんです。


それでは、3月24日の改訂を含めての計算をしてみます。

プリペイド携帯を購入するパターン。
1.ぷりペイドを契約する(機種代金+事務手数料4200円+3000円チャージ必須)
2.MNP予約番号を取得する(手数料2100円)
3.転出先で新規契約する(事務手数料3150円)
となり、計算すると、
3000+4200+X+2100+3150=12450+X(Xは端末購入費)
です。

これはつまり、だいぶ上の方に書いたauICカード未対応端末で契約した際と全く変わらない事になります。

ただし、改訂前はauICカード未対応端末でもチャージを1000円カードにすれば10450円になるはずが改定後はかならず12450になってしまいます。

KDDIMNPの転出規制とは明言してませんが、恐らく転出規制の目的もあるかもしれません。

多分別の理由もありそうですが私にはわかりません。




という訳で、ざーーーーっとまとめてみました。

個人的にauぷりペイドについて気になる点があって、契約後、チャージしない場合はずっと番号が有効なのか、ということです。上の方には90日間と書きましたがもしかしたらずっとなのかも…?とか思い始めています。

そのへんよくわからないのでauショップいってお姉さんにでも聞いてみればいいですよ。

それとまだこういうのに詳しくないので間違ってる点が多いかと思います。

もし間違ってるところがありましたらご指摘ください。直します。

あと自分用のメモにもなってるので見難くなっちゃったのはご勘弁。

本当はぷりペイドだけの記事にするつもりだったのにいつの間にかどっちもになってる……。

あ、明日こそまともに更新するよ!!!!!!

最後の最後になりましたが、今凄く眠いのでこの記事は読み返してません間違いがありましたら重ねてになりますがご指摘くださると嬉しいです。


…おやすみ!!!!!!

じゃぁ!